こんにちは現役ワイモバイルスタッフの藤田です。
今回はドコモからワイモバイルへ端末をそのままで
乗り換える方法とメリットについて書いていきたいと思います。
端末そのままで手間もないですし
月額料金も安くなる可能性が高いです。
ドコモからワイモバイルへ端末そのままで乗り換える方法
ドコモからワイモバイルへ端末そのままで乗り換える方法は簡単です。
以下の手順で乗り換えができます。
- 使っている端末がワイモバイルのSIMに対応しているか確認する
- 端末のSIMロックを解除する(不要な場合もあり)
- ドコモの予約番号を取得する
- 申し込み窓口でワイモバイルの申し込み
- 開通手続きをする(ウェブ申し込みの場合のみ)
- APN設定をする
使っている端末がワイモバイルのSIMに対応しているか確認する
端末はそのままで回線の契約(SIM)のみの契約の場合
今使っている端末がワイモバイルのSIMに対応しているか確認します。
https://www.ymobile.jp/store/lineup/sim_devices/
こちらのサイトにアクセスして
自分の端末名で検索をかけると
ワイモバイルのSIMが対応しているかどうか判別可能です。
もし自分が使っている端末がワイモバイルのSIMに対応していない場合は
ワイモバイルで機種ごと買うか、他キャリア(例えばソフトバンクやドコモ)
やオンラインショップで端末のみ購入する必要があります。
端末名が分からない場合は端末によって違いますが
設定からデバイス情報などの項目があると思いますので
そこから確認が可能です。
型番しか書いていない場合はその型番でネット検索すると
端末名が出てきます。
端末のSIMロックを解除する(不要な場合もあり)
今使っている端末のSIMロックがかかっているかどうかを確認し
ロックがかかっている場合はロックを解除しなければいけません。
ロックがかかっているか確認するためには
設定から情報に行きSIMのステータスという項目があるので
SIMロックありになっているかどうかを確認します。
SIMロックなしになっていれば問題ありません。
たまにSIMロックの項目がない端末もあり
その場合はそもそもSIMロックがかかっていない端末の可能性が高いですが
念のため「端末名+SIMロック」でネット検索してみましょう。
仮にSIMロックありの項目があった場合は
マイドコモというマイページがあるので自分のDアカウントでログインします。
そして、ログインしたら「お手続き」のタブをクリックし
キーワード検索で「SIMロック」と検索すると「SIMロック解除」という項目が出てきますので
そこから進んでいく形です。
SIMロック解除をするためには製造番号(IMEI)が必要になります。
IMEIは電話のアプリを開き「*#06#」と打つと出てきますので
事前にメモしておいて入力しましょう。
SIMロックの手続きが終わったあと、機種によっては
SIMロック解除コードというのが出てきますので
こちらもメモしておきましょう。
SIMを入れ替えた後にそのコードを入れないと
SIMロック解除ができない仕組みです。
ドコモの予約番号を取得する
ドコモの予約番号を取得するにはドコモの携帯から
「151」に電話して予約番号を取得したいと伝えれば
その場で発行してくれます。
メモしておきましょう。
この予約番号がないとワイモバイルに乗り換えできません。
申し込み窓口でワイモバイルの申し込み
予約番号まで取得できたら申し込み窓口でワイモバイルへ申し込みします。
申し込み窓口はワイモバイルの取り扱いのある実店舗に行ってもいいですし
ウェブでも申し込み可能です。
ウェブのほうが待ち時間もなくキャッシュバックももらえたりするので
時間がなかったり、わざわざ店舗にいくのはめんどくさいという人は
ウェブのほうがおすすめになります。
こちらの「Yステーション」はワイモバイルの公式代理店な上に
高額キャッシュバックももらえるのでおすすめです。
開通手続きをする(ウェブ申し込みの場合のみ)
店舗で申し込んだ人はその日中にワイモバイルへの切り替えが完了しますが
ウェブで申し込んだ場合は申し込んで最短翌日にSIMカードが届き
開通手続きをしないとワイモバイルのSIMが使えるようになりません。
とはいっても難しいことは何もなく
同封されている書類に書かれてある電話番号に電話するだけです。
そうするとワイモバイルのSIMが使えるようになりますので
今のスマホに入っているドコモのSIMを抜きワイモバイルのSIMを入れ替えれば
完了になります。
APN設定をする
ドコモの機種で購入したスマホでワイモバイルのSIMカードを使う場合
APN設定が必要です。
APN設定をしないとモバイルデータ通信ができません。
ちなみに必要のない機種もありますが
基本的には必要だと思っておきましょう。
androidとiPhoneで少しやり方が違います。
androidの場合
設定→モバイルネットワーク→アクセスポイント→
上のほうにあるメニューボタン→新しいAPNを選択
→必要な項目を入力→ワイモバイルのAPNを選択
この手順で完了です。
APN設定で必要な項目は以下になります。
参考に手打ちしてください。
ワイモバイルのAPN設定で必要な項目 | |
名前 | Y!mobile APN |
APN | plus.acs.jp.v6 |
ユーザー名 | ym |
パスワード | ym |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
MMSC | http://mms-s |
MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
MMSポート | 8080 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
ちなみにAPNタイプの項目は点の部分がピリオドではなく
「,」になっているので気を付けましょう。
間違いやすい項目です。
iPhoneの場合
iPhoneの場合はシンプルです。
IOS14.5以降にアップデートし、キャリア設定をアップデートすることで
APN設定は不要です。
端末そのままで乗り換えるメリットは?
端末そのままで乗り換えるメリットは以下の2つ。
- データ移行が必要ない
- SIMのみなので端末代がかからない
- おうち割が組める
データ移行が必要ない
機種を新しく購入するとなると必ず必要になってくるのがデータ移行。
昔は携帯を購入すればサービスでやってくれるショップも多かったですが
個人情報保護法の観点から今ではデータ移行は自分でやらなければいけません。
ショップに持ち込めば有料でやってくれますが
3,300円かかります。
しかし端末はそのままでSIMだけ乗り換える場合なら
SIMのみなので端末代がかからない
SIMのみの契約で端末はそのまま使うので
端末代はかかりません。
機種も購入するとなると
機種の分割代金なども乗っかってくるので
けっこう割高になってしまいます。
おうち割が組める
ワイモバイルに乗り換えるとおうち割、または家族割が組めます。
素の料金でも充分安いですが
割引を組むことによってさらに安く使うことが可能です。
おうち割はソフトバンク光かソフトバンクエアーを契約していると
組める割引になります。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えるデメリット
ドコモからワイモバイルへ乗り換えるデメリットは以下です。
- 予約番号が必要
- 契約事務手数料がかかる
- 機種の選択肢が少ない
- ドコモのキャリアメールアドレスを引き続き使いたい場合は月額330円かかる
予約番号が必要
ワイモバイル以外に乗り換える場合も同じですが
携帯会社を乗り換えする時は予約番号が必要です。
予約番号を取得しないと電話番号が引き継げません。
ドコモからだと151に電話して予約番号を取得します。
ただし受付窓口が込みあっているため
オペレーターにつながるまでかなり時間がかかります。
早ければ10分程度でつながりますが
年末年始など込み合う季節などは
30分以上待たされることもしばしば。
そして仮にオペレーターにつながったとしても
予約番号を取得したい電場番号がドコモ光のペア回線になっていると
まずはペア回線を外さないといけないためかなりの時間がかかります。
僕が契約したことのある人だと
ドコモ光のペア回線になっていて予約番号取得に1時間以上
かかった人もいました。
契約事務手数料がかかる
ドコモからワイモバイルへ乗り換えるにあたって
契約事務手数料3,850円がかかります。
これはどこの会社に乗り換えたとしても
同じです。
機種の選択肢が少ない
ワイモバイルは取り扱っている機種が少ないので
機種変更したいとなっても気に入る機種がないこともあります。
僕も正直ワイモバイルの機種には魅力を感じませんw
気に入る機種がない場合はどうしたらいいのか?ですが
ソフトバンクやドコモ、auなどの大手3キャリアで「端末のみ」
購入するかもしくはオンラインショップ(キャリアやアップルストアなど)で
機種を購入してその機種にワイモバイルのSIMを入れて使うという方法になります。
機種を変更したい場合は一度大手3キャリアに乗り換えするのもおすすめです。
なぜなら乗り換えだと機種が安く買えるから。
ただし月額料金は必ず高くなるので3か月くらいしたら
またワイモバイルに戻るのがおすすめです。
ドコモのキャリアメールアドレスを引き続き使いたい場合は月額330円かかる
ドコモのキャリアメールアドレスを引き続き使いたい場合は
月額330円のメール持ち運びサービスというのがあるのでそちらを契約します。
ドコモからワイモバイルへ乗り換えた後
31日以内にマイドコモから持ち運びサービスの申し込みをしましょう。
忘れてしまうとメールアドレスが消滅してしまうので
注意が必要です。
ただ月額330円かかるのはもったいないので
キャリアメールアドレスで登録しているサイトなどを
徐々に携帯キャリアの関係ないGmailやヤフーメールなどに
変更してすべて終わったら持ち運びサービスを解約したほうが無駄なお金を払わなくて済みます。
まとめ
ということでドコモからワイモバイルへ端末そのままで乗り換える方法について
書いてきました。
乗り換えの手順も難しくありませんし
データ移行も必要ないです。
月額料金も安くなりますので
ぜひ検討してみてください。
申し込みはこちらの「Yステーション」からのお申し込みが
おすすめです。